別大マラソン音声さん並走事件。canal+のcm「フットボールカメラマン」はクールだけど、実際にやられると悲しくなるなー

2016年2月7日にあった別府大分毎日マラソンでの出来事。

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TBSの音声担当者が最後トラックの中まで並走していたという。いやいやそんなわけないでしょと思ってたけれど、実際に映像見たらこれがなんというか本当に近いし、おかしい、違和感がすごい。

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音声さんは上司から指示された通り一生懸命やっていたのだろうけど、道下選手や周りを走っているランナーからすると迷惑な話だし危険。実況や解説の方も一言注意しても良さそうなものなのに。

ディレクターは、伴走者が道下選手にタイムを伝える声を収録するため「コース外で可能な限り」並走するよう指示したが、音声担当者がこの指示を理解できなかったという。
ディレクターらが取材要項を完全に理解していなかったことなどが原因だとしている。

音声さんというよりはディレクターの問題でしょうね。
こういうの見るとテレビのモラルというのは破綻しているとしか思えず、悲しい気持ちになります。

 

これを見て、あれ、昔何かこういうのあったなーと思い出してようやく探せたのが、
2014年のフランス有料放送局「canal+」の「フットボールカメラマン」というcm

canal+ football cameramen

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このcm、選手ひとりひとりに専属のカメラマンが付いて、選手の臨場感溢れるプレーを撮影しています。そのくらいcanal+は良い映像を作っているんですよ、スタジアムで観るよりも、テレビで観戦している方が選手との一体感を味わえて良いでしょ!というテレビ観戦を訴求したcm。

これ観た時はセンス良いなー、おもしろいなーと思ったんですが実際に別大の並走を目の当たりにすると、ジョークはやはりジョークであるべきだなと。

ちなみに、このcmを紹介したこの記事の中に、

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しかし残念ながらCMにあるようなことは現実的ではありませんね。

と記載されていたのですが、なんと2年後には別大マラソンの実況中継で現実のものにしてしまったのですよねー。